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IT業界というなのSES(System Engineering Service)業界に飛び込んでから、はや4年が立ちました。
今回は簡単ではありますが、正社員SES案件が「ガチャ」案件だと言われてしまう理由と対処法というタイトルでお送りします。
Contents
企業側の言い分
基本的には、自社の社員を企業に送り込めれば、社員がやめない限り、毎月安定した収入が入ってくる。だから、派遣される対象の人を説得して、現場へ言ってもらう必要がある。
もし、営業側が一人の人の単価を安く派遣先に提案した場合、将来的にみて、企業は苦しくなるとみていた方がいい。(安くと言っても、新人で単価が50万円ぐらいが妥当だと私は思いますが。)
それはさておき、営業側も、お客さん先の内情を正確に把握しているわけではないし、待機している人を社内でずっと待機してもらうわけにもいかない(売り上げを生み出していないから)
よくわからなくても、最終的には業務命令で生かされる可能性が高い。
とはいえ、正社員のSES企業が全て上記のような考えをしているわけではないことはわかってもらいたいです(少なくとも、僕がいた組織ではそういう風に見えてしまっていました)
派遣される側としての対策
派遣される側の対策として、以下の2点が挙げられます。
- 自分がどうしたいのか意思をきちんと伝える
- 希望が通らない場合に退職の意向を伝える
とは言っても、入ってみたいとわからないと思うので、もし、希望が通らなかった場合には以下の対策をします。
もし、希望の所に配属されなかった場合
ITエンジニアは技術力だけあるのではダメで、ある程度のコミュニケーション力は必要となります。(私は営業を6年間やったからこそ、ある程度相手との会話ができるようになっていますが、元々はコミュ障です)
そのコミュニケーションスキルを挙げて、かつSEとしての設計力をつけるためにお客さん先でできることがあります。それが、「お客さんの業務を効率化してもらう」つまり、プログラミングで、小さな便利機能を作ってしまうことです。
以前いた職場の同僚が、お客さんん先に提出する書類の自動生成ツールを作ったり、毎朝お客さんに提出する定型文を自動で作成してくれるツールを作っていました。
お客さん側がその同僚を「是非とも契約の更新をし続けたい」とべた褒めしていたのを覚えています(実際、メンバーからの評価も非常に高かったです)
小さなアイデアと工夫があれば、必要とされる人間になれるんですね。
まとめ
もし、あなたが転職をして、SESをメインの売り上げとする会社だった場合は、現場にて、「プログラミングを使って、どうやったら効率化を測ることができるか」を考えて実践してみてください。
もし、実践して、少しでも受け入れてもらえるなら、ある程度の業務知識、業界知識などをインプットしておくことで、将来開発に回った時に、役にたつかもしれません。
受け入れてもらえなかった場合、きっと何も変わらないので、とっとと転職を視野に入れて活動しましょう。
あなたが実践したことが、転職時に評価へとつながりやすくなります。
結局ITエンジニアと言っても、生き残る人たちって「いかに相手の役に立てるか」というビジネスマンとしての考え方と実践力を持っている人である。