デザインスキルがなぜセンスであると誤解されがちになるのか?

どうも、デザインフロントエンドエンジニアのしゅういちです。

あなたはデザインスキルという言葉を聞いてどのように感じるでしょうか?

デザインができる人ってセンスがないとできないんでしょ?

確かに、僕もデザインスキルってセンスが必要だとずっと思っていました。

でも、よくよく考えてみたら、デザインってセンスがなくても作れるものだという考えに変わりました。

今回はなぜデザインスキルはセンスだと思ってしまうか?について僕なりの考えを書いていきます。

デザインの本やメディアが「直感的」というキーワードを使っているから

そもそも、「直感的」ってどういうことなんでしょうか?

辞書で「直感」を引いてみると「理性を働かすというより、感覚的にただちにとらえること。」と記載がありますね。

つまるところ、デザインというのは一般的な解釈で言うとデザイナーが感覚的に画面の構成や画像を作成しているという解釈につながっているということがいえそうです。

果たして、本当にそうでしょうか?

デザインという言葉をちゃんと英訳してみると、デザイナーが感覚的に画像や画面構成を作っているのは間違いではないか?ということがいえそうです。

デザインは英訳すると「設計」という意味になります。

ここで考えてみて欲しいのは、設計って感覚的に構築できるような代物なのでしょうか?

例えば、家やマンションをある土地に立てようとしている人がいるとします。

そんな建築家の人たちが

建築家
この土地はなんとなく土台がなくても家が建てられそうだ!なんとなく20階建てのマンションが良さそうな土地だ!なんとなくだけど、屋根もつけないでも良さそう

みたいなことを言って家やマンションを立てようとしたら、めちゃくちゃ怖くないですか?

少なくとも、きっちりと設計図を作った上で工程に沿って家を立て始めるはずです。

設計図にそった家やマンションを作るために、どのような土台がいいか、素材は何を使うかなどもしっかりと検討して作らないと何も作れないことは明白です。

WebデザインやWebの広告(バナー)を作る人も同じことが言えます。

デザインを設計という意味でしっかりと捉えると、感覚的に仕事をしているという誤解がなくなります

ほとんどのデザインはパターン化されていることを知らない

上記に記載したことを理解すると、デザインは感覚的に作ることができない、ということがわかります。

それでも、デザインにおいて色の配置や画面の構成、印刷物の構成を練るときに感覚的に決めているような印象を受けます。

しかし、デザインはもうすでにいろいろなパターンがあるので、それに当てはめるだけでそれなりのデザインを作ることが可能です。

以下のようなデザインの本を読むと「あ、このデザイン見たことがあるな」という印象になります。

この本は世の中でよく使われるデザイン45個のパターンを解説している本で、特にポスターやWebデザインで使われるパターンを網羅しています。

つまり、いくつかのパターンをインプットして、PhotoshopやIllastratorで作ってしまえば、自分好みのデザインを作ることができるのです。

デザインという言葉に惑わされずに、デザインの型を把握すること

目的があって、目的を達成するためにデザインがあります。

  • 広告を出して集客したい
  • 機能を効率よく使ってもらいたい
  • Webデザイン的には、ちゃんとリンクを踏んでもらいたい

デザインを作成する理由って、全ては目的を達成するために作成するわけなので、なんとなくで作れる代物ではないということをお分かりいただけましたでしょうか。

特にこれからはYouTubeのサムネイルやブログのサムネイルを作るのにデザインの知識は必須の時代になってきます。

Webアプリケーションを新しく立ち上げるにも、UIデザイン(ユーザーに不可なく操作してもらうためのデザイン)は必須になってきます。

昨今ではCX(カスタマーエクスペリエンス)やUX(ユーザーエクスペリエンス)など、ユーザーが実際にデザインを見たり、Webの画面を操作したりすることによって、良い体験をしてリピーターになってもらいたいという考えが浸透し始めています。

デザイン思考という言葉も流行っているので、いかに設計する力が重要な時代なのかということも世間は理解し始めているので、この記事でデザインを学ぶきっかけにしてもらえると嬉しいです。